古典的名著を読む活動としての読書会2020

政治学、文学、哲学の古典名著をじっくりと読み、その歴史的、政治的背景を学んでいきます。大きな時代の流れを捉える中で、今、私たちが生きているこの時代へつなげる普遍性を見いだし、混迷の時代への解決法を思索するような読書をしていくことを目的として、大学生、社会人が一緒に古典的著作を読み、議論を重ねることで、共に現代の問題を考えます。

開催概要

  • 開催日 2020年8月~2021年3月に12回(予定)※期日は参加者と調整して決定します。
  • 会場 zoomを用いたオンライン開催です。
  • 講師 中村 研一氏(北海道大学名誉教授)
  • 参加費 無料
  • 本事業は札幌市のさぽーとほっと基金から助成を受けて実施しています。

お申し込み

参加ご希望の方はcall@npocan.jpまでご連絡ください。

2019年度に取り上げた作品

  • 『戦争の惨禍』"Desastres de la guerra
  • バーリン『ハリネズミと狐--『戦争と平和』の政治哲学』』岩波文庫
  • I.バーリン「歴史の必然性」(バーリン『自由論』みすず書房に所収)とE.H.カーの『歴史とは何か』(岩波新書、1962年)
  • 森 鴎外【著】/小泉 浩一郎【編】『鴎外論集』(講談社学術文庫、1990年)
  • 岡義武『山県有朋』岩波文庫、2019年
  • フレデリック・クレインス  (著), 磯田 道史 (解説)『オランダ商館長が見た 江戸の災害』 (講談社現代新書、2019)
  • 「西郷隆盛の反動性と革命性」「乃木伝説の思想--明治国家におけるロヤルティの問題」
  • 感染症流行の社会的衝撃について